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矢島正明 エッセイ 「時の過ぎゆくままに」 (2)

 

「声優の初仕事」


僕の最初の“吹き替え”の仕事はラジオ東京テレビ(現TBS)の「海賊船サルタナ」です。

強気をくじき、弱きを助けるという、そんな海賊の船長の役。僕は船長に縁がありますね(笑)。

“吹き替え”をとりまく環境が大きく変わったのは、なんといっても技術面の進歩ですよね。

われわれが始めたときは、生放送の時代でした。それから録音時代に入りましたが、まだフィルムでしたから、

フィルムを回し、そのフィルムの速度に同調するテープレコーダーが開発され、

それらを同時にスタートさせて録音していくわけですね。

そのテープがまた貴重ですから、とちることができない。非常に手に汗握る思いで吹き替えをやっていた時代でした。

今は、VTRでとちったら、そこからすぐにやり直すことができるし、どうしてもあのシーンが不満だったなと思えば、

後からそこを抜き録りして入れ替えることもできる。

そういう意味では非常に技術的に進歩しましたし、その技術の便利さの上にのって、

われわれ役者も、思い切った芝居が、100%きちっと気持ちを入れてやれるようになった。

これが最も変わった点だと思いますね。

変わらないということは、何でしょうか。

…吹き替えというのは、向こうの役者の絶対的な価値の一つである声というものを、われわれの声と入れ替えるわけですよね。

ですからこれは、考えようによっては非常に失礼な話だと思いますよ。

ただ、ある社会的な効用があって吹き替えというのは必要なんでしょうけれども。

ですから、われわれの罪が許されるとしたら、向こうの役者がやったことに100%に近く、

限りなくその役者の創造したものにこちらが追いついていくということ。

そういう意志ですかね。やっている人たちは皆、そう思ってやっていると思うんですよね。

僕もそう思ってやっていますけれども。

それが変わらないことと言えば変わらないことなんじゃないでしょうか。

役者が少しでもいい吹き替えの日本語版をつくろうという「良き意志」ですね。

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